【施主支給は断られる?】「対策」と「注意点」を現役設計士が解説します

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現役で設計をしています。小山田です。

デザインが気に入った照明をみつけたし、どうしても施主支給したい…!

減額のために施主支給をしたいのに、断られたら困る…

「施主支給したいけど断る会社もあるって本当?」

と悩んでいる方に向けて、この記事では、施主支給が断られたときの「対策」を紹介していきます。

この記事では、以下の3つがわかります。

この記事でわかること
  • 施主支給が断られたときの「対策」
  • 施主支給を伝えるタイミング
  • 施主支給したい商品が見つかったときに確認してほしいこと
小山田
小山田

ぜひ参考にしてください!

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施主支給は断わられることもある。けど「対策」もある

施主支給は、断る会社もあります。

しかし、一度断られたからといってあきめてはいけません。
なぜなら、交渉によっては受けいれてくれる住宅会社もあるからです。

ただし、交渉といっても「施主支給したい」ということをただ伝えるだけでは上手くいきません。

交渉するときに「何を伝えれば良いのか」を知っていれば、成功率もあげることができます。

その前にまずは、施主支給を断る理由について説明させてください。

利益がとれないから

1つ目は、利益がとれないからです。

タオルかけ等、小さなものであればあまり大差はないのですが、キッチンレベルの高価なものになると、住宅会社はかなりの利益を失うことになります。

トラブルの原因になるから

2つ目は、「トラブル」をさけるためです。

施主支給した製品になにか問題があっても、施工不良などのミスでなければ住宅会社は責任をとれません。

つまり、なにかトラブルが起きても「住宅会社側のミス」なのか「その製品が不良品」なのかが分からないので、住宅会社側も「謝ると会社がミスしたみたいになるから、ヘタに謝れないな….」とやりづらくなるからです。

これでクレームになってしまっても「対応のしようがない」といった理由から、渋々断る会社もあります。

つまり、対策は〇〇を伝える

以上のことをふまえて、交渉によっては受け入れてくれる住宅会社には

配送や製品に問題があっても「自己責任」であることを理解していますよ

と伝えることで、住宅会社側も「それならば今回は特例で….」と受け入れてくれる場合があります。

施主支給は契約前につたえてください

先ほどお伝えしたとおり、断る会社もあるので、「施主支給できるかどうか」は契約前に確認するようにしましょう。

また、契約後「やっぱりここは施主支給にしたい」という方も安心してください。

契約前に施主支給を断らない住宅会社であれば「契約後なので無理」ということはほぼないです。

ただし、工事が始まっている等の理由から、対応できない場合もあります。

施主支給したい商品が見つかったら確認してほしいこと

施主支給を検討する人は

住宅会社が「施主支給したい製品」を取り扱っているか

を必ず確認してください。理由をくわしく解説していきます。

施主支給しない方が安くなるときがある

1つ目は、施主支給をしない方が値段が安くなるときがあるからです。

「おすすめの施主支給品」としてよく聞くメーカーなんかも、住宅会社によっては取り扱いがあり、施主支給するより安くなることがあります。

小山田
小山田

私が今勤めている会社もその「よく聞くメーカー」を取り扱っています!

「おすすめの施主支給品」と聞くと

つまり、どこの住宅会社でも取り扱っていないんだろうな

と頭で勝手に変換してしまいますが、そういったメーカーを取り扱っている住宅会社も多くありますので、忘れずに確認することをおすすめします。

要望されるまで提案しないときがある

2つ目は、要望されるまで提案しないときがあるからです。

具体的には、予算を気にしている方に対して、その方が「今選んでいるもの」より高くなるような提案をするときです。

もうすでにコストオーバーしてるし、これ以上増額したくないな…。

小山田
小山田

20万円プラスになりますが、このメーカーの商品も良いですよ!

もう増額できないって伝えてるじゃん!

以上のように、「予算がないって言ってるのに、高くなる提案しないでよ…」と思われる可能性があるときは、提案をひかえるときがあります。

特にそれが「機能面で良いもの」ではなく「ビジュアル面で良いもの」であれば、優先順位は低くなりやすいので、なおさら提案は控えています…。

つまり「提案されない=取り扱いがない」というわけではない、ということを知っておいて欲しいのです。

さいごに

いかがだったでしょうか。

施主支給を断られたときは

配送や製品に問題があっても「自己責任」であることを理解していますよ

と伝えて交渉してみてください。

ちなみに、施主支給はこのあとご自身で注文現場への納品が必要になります。

この記事があなたの家づくりのお悩みを、解決できていたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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