現役で注文住宅の設計をしています。小山田です。
設計って仕事が過酷すぎるしもう辞めてしまいたい。
でも本当に辞めていいのかな…。たいした実績もないし、辞めたら建築業界に戻ることも難しいだろうな……。
過去の私は、こう考えていました。
私自身、今は注文住宅の設計として働いていますが、「設計→ ブランク1年 → 設計」といったように、1年のブランクを経て建築業界に戻ってきています。
そんな私が戻ってくる際に感じたのが、「二級建築士を取っておいて本当によかった」ということ。
この記事ではそう考える理由について話していきます。
建築業界を辞めたい人にこそ二級建築士をとってほしい理由
理由は単純で、建築業界に戻りやすいからです。
「建築業界に戻るつもりなんて全くない!」
と思っている方も、他の業界を経験することで「建築業界って意外と自分に合ってたのかもな…」なんて思うこともざらにあります。私がそうでした。
実績がないのであれば余計に、資格を持っておいて損はないです。
資格がなくても設計職に転職はできる
もちろん設計職に転職はできますが、資格のある人とない人が同時に応募してこれば、もちろん資格を持っている人が受かります。
新卒で設計を募集していない限り、だいたいの会社は「経験者」を求めています。
そんなとき、「それなりの経験」と「資格の有無」は転職時にかなり大きなポイントになると思っています。
私は「辞めるため」に二級建築士を取った
私は、建築業界を辞めるために二級建築士を取りました。
もう少し正確に言うと、辞めたあとで「やっぱりもう一度設計がしたい」と思っても戻ってこられるように、です。
正直に言ってしまえば、当時の私にとって二級建築士はただの「保険」でした。
1年目の二級建築士試験で不合格だったとき、2年目に資格学校ではなく通信講座を選んだのも「保険にお金をかけてられない」といった理由です。
詳しくは「【体験談】通信講座を使って二級建築士に合格した話」で書いているので、気になる方はぜひ読んでみてください。
転職時「資格あり」は強い
「また建築業界に戻ろう」と思ったとき「二級建築士を持っている」というのはかなり大きかったと思います。
実際、当時3社受けて3社とも内定をもらい、第一希望だった会社で今も働いています。
「内定がもらえたのは全て二級建築士のおかげだ!」とは言い切れませんが、少なくとも持っていれば建築業界に戻りやすくなりますし、辞める上ではめちゃくちゃ大きな保険になると思っています。
というのが、私の実体験をもとにした「建築業界を辞めたい人にこそ二級建築士をとってほしい理由」でした。
仕事を辞めたあとで二級建築士の勉強もあり
「仕事が辛すぎる」「仕事が忙しくて勉強する時間もない」という方は、辞めたあとで勉強するのもありです。
身体を休める期間をつくってその間に勉強するのも良いですし、取得前に建築業界に戻ることになっても「それなりの経験」と「資格取得に向けて勉強中」でうまく通過できると思っています。
勉強するなら「通信スクール」がおすすめ
おそらく、今仕事を辞めたいと思っている方にとって、二級建築士はただの保険にすぎないんじゃないかと思います。
きっと、「そんなにお金はかけたくないなぁ」と思っているはず。
そんな方は通信スクールでも十分合格できると思います。
通信スクールのデメリットとして「モチベーションを自分でキープする必要があること」が挙げられますが、仕事を辞めることをモチベーションにしてしまえば、キープするのはめちゃくちゃ簡単なはずです。
» 通信講座で合格した私がおすすめする二級建築士の通信スクール3選
まとめ:二級建築士はコスパの良い保険です
辞めたあとで「もう一度戻りたい!」と思っても内定が貰えず後悔する未来を考えると、二級建築士の取得はかなり優良な保険と言えます。
個人的におすすめの通信スクールは「ハウジングインテリアカレッジ」です。ここなら、18万円以下で合格のための十分なサポートが受けられます。(2025年1月現在:キャンペーン価格で学科・製図ともに割安になっています。)
具体的には、
- 学科:
46,000円→ 38,500円 - 製図:
167,000円→ 138,900円
と、割と破格です。
辞めることをモチベーションにして取ってしまえば、「二級建築士」と「退職」が手に入ります。
「辞めたいけど、どうしても踏み出せない」という方は二級建築士の取得をおすすめします。
この記事があなたのお悩みを解決できていたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。