現役で注文住宅の設計をしています。小山田です。
未経験だけど、二級建築士の資格をとって建築業界で働きたいな
もしあなたが、実務経験がなく、二級建築士の受験資格を得る方法をさがしているなら、
通信制の専門学校が一番おすすめです。
二級建築士の資格にたどり着くのは、意外とカンタンです。
複雑そうに見える理由は、単に出回っている情報が少ないから。
そんなわけでこの記事では、
- 二級建築士の資格にたどり着く、最短ロードマップ
- 実際にこのロードマップをたどった、先輩の話
について、サクッと話していきます。
前提として、二級建築士は、
- 建築系の学歴
- 7年の実務経験
のどちらかがないと、取得することはできません。
この記事は、どちらも持っていないしか、参考にならない記事になっています。
- 2年制の専門学校に通う(通学制でも通信制でもOK
- 専門学校を卒業した時点で受験資格があるので、試験をうける
- 合格
めちゃくちゃシンプルです。
未経験から二級建築士を取得した先輩の話
以前いた会社の先輩に、以下のような経歴を持った方がいました。
- 元介護士
- 仕事を辞めて、通信制の専門学校で建築を勉強
- 独学で二級建築士を取得
- 取得後、設計に転職
彼女いわく、二級建築士をとろうと思った理由は「手に職をつけられる仕事の中で、一番現実的で、かつカッコイイ職業が建築士だと思ったから」だそうです。
ちなみに、二級建築士の学科の勉強法を教えてくれたのも、この先輩です。
先輩が通信制の専門学校を選んだ理由
理由は2つありました。
- 比較的学費が安い
- 2年で受験資格を得られる
個人的には、これらに加えて「入試のハードルが低め」という点が、かなり大きなポイントだと思います。
詳しく説明していきます。
理由①:比較的学費が安い
例としてあげると、
- 町田デザイン&建築専門学校:2年で83万円
- 日建工科専門学校:2年で84万円
(教科書や製図道具代はどちらも別途です)
正直、未経験で働き始めても、半年で回収できる金額です。
働きながら学勉強することもできるので、お金の不安はかなり感じにくいはず。
理由②:2年で受験資格を得られる
最短で二級建築士の受験資格を得る方法は、「2年制の専門学校を選ぶこと」です。
2年という短期間で、サクッと受験資格を手に入れたい人にはかなりおすすめ。
理由③:入試のハードルが低め
これは、社会人の方にとっては、かなりありがたいポイントだと思っています。
先ほどの学校で例にあげると
- 町田デザイン&建築専門学校:主に書類選考
- 日建工科専門学校:主に書類選考と面接
(調べきれてなければすみません🙇♂️)
「二級建築士を取得するために、まずは学校に入るための受験勉強をする」
という、回り道がありません。
メリットをまとめてみると、
- 比較的学費が安い
- 2年で受験資格を得られる
- 入試のハードルが低め
と、大きな準備の必要もなく、覚悟さえ決まればすぐに行動できます。
「向いていなかったらどうしよう…」という悩みは時間のムダ
向き・不向きなんて、実際やってみないと分かりませんよ。
スポーツや楽器なんかと一緒で、やっているうちに、楽しい・得意と感じることもあれば、意外と向いていたと気づくこともあります。
専門学校で課題をこなしながら、自分の強みを見つけていくこともできるので、行動あるのみです。
二級建築士を取れば、仕事の選択肢が広がります
もし仕事が嫌になっても、資格を持っているだけで、仕事の選択肢はかなり広がります。
たとえば下記のとおり。
- 住宅設計が嫌になった→ビルなどのCADオペレーター
- 会社勤めが嫌になった→フリーランスの設計士
- お客様と話すのが苦手だった→申請業務などの法規専門の仕事
私自身、建築業界で働いていても、資格を活かせる分野がかなりたくさんあると感じています。
適職診断もおすすめ
「それでもまだ不安…」という方は、適職診断がおすすめ。
「キャリアインデックス」などの無料でつかえる適職診断ツールで、「自分の強み」や「仕事に求めるもの」を洗い出してみましょう。
あとは、知り合いに建築業界で働いている人がいたら気になることを聞いてみるのもおすすめです。
いない方は、気になることがあれば、気軽にお問い合わせから質問くださいー。
あとは行動あるのみ
あとは、覚悟を決めて行動あるのみです。
正直、このブログに辿り着くくらい真剣に情報収集している方は、ほぼ覚悟が決まっている方だと思っています。
行動して、あなたの人生を豊かにしてください。
この記事があなたのお悩みを解決できていたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。