現役で注文住宅の設計をしています。小山田です。

仕事がきつすぎるし、とりあえず辞めたい。でもスキルはないし辞められない…。辞めても行くとこがないしな……。
入社1年経った頃はこんな感じで、休憩時間に求人サイトをみながら現実逃避をしてました。
しかし、気になった求人は「二級建築士持ってる人のみ」や「実務経験3年以上」という条件で、落胆している間に休憩が終わって、仕事に戻るような毎日を送っていました。
今思い返せば当時、転職サイトやエージェントに登録していればもっと気持ちが楽になっていただろうな、と思っています。
この記事では、私がそう思う理由について話していきます。
建築業界を辞めたい時はとりあえず転職サイトに登録してほしい理由

理由は、気持ちがめちゃくちゃ楽になるからです。
おそらくあなたが今辛いのは、「辞めたいけど、将来に漠然とした不安があって辞められない」から。
「辞めることもできるし、辞めないこともできる」という状況になれば、気持ちは本当に軽くなりますよ。
よく「常に辞表を持ち歩けば気持ちが楽になる」と言われるように、選択権が自分にある状態にしているかいないかで、気持ちは全然違います。
登録してもすぐに転職する必要はありません
登録したからといって、すぐに転職する必要はありません。
「辞めたとしても次に行く場所がある」ということがぼんやりとわかるだけでも、十分気持ちに余裕ができますよ。
気持ちに余裕ができて適切な判断ができるようになれば、もしそこで転職に踏み切ったとしても、後悔する確率も低くなります。
サイトに登録して自分の「市場価値」を把握する

転職サイトに登録したり、エージェントに相談することで「スキルが十分でない自分でもこんなに選択肢があるんだ」ということを知ることができます。
「次」が見えてくるので本当にいつでも辞められる→気持ちが楽になる、といった感じです。
逆に理想が高くて、思うような求人がなければ、それはそれで「もっとスキルを身につけよう」「資格をとろう」というポジティブなモチベーションにつながると思います。
とりあえず動いてみましょう
せっかくなんで、サクッと登録しちゃいましょう。
「これまでの経験を活かしたい!」
……けど、今の自分のスキルじゃ「未経験OK」の求人から探した方が良いのかな…。
と不安な方も、安心してください。
そんなあなたにおすすめしたいのが、第二新卒に特化した「Re就活」です。
「第二新卒」に特化した転職サイトは、そんな20代の方を募集している求人がたくさん掲載されています。
「自分って本当に建築業界に向いてんのかな…?」って方は「適職診断テスト」もどうぞ。
まとめ:辞めることもできる状態にしておくと楽になる

建築業界は楽しいときと辛い時の落差が、めちゃくちゃ激しい業界だと思っています。
特にはじめは、思ってたのと全然違うし、スキルもないし、でも仕事一つ一つの責任は重いし、で逃げ場がないような気持ちになりますよね。
けどそんなとき、「逃げることもできる」と思えると気持ちに余裕ができますよ。
自分の能力に自信がなく受け身でいる人も「いつか辞めるんだし」と、自分の意見をどんどん口に出してみると、意外と受け入れられたりもして、自分自身にポジティブな変化があったりします。(体験談です)
結局は転職してもしなくても良いので「逃げることもできる状態」にしておくと、かなり気持ちが楽になる。
というお話でした。