「実績なし・ブランクあり」の私が3社内定をもらって気づいた、転職で伝えるべき”本当の強み”

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経歴に自信がないし、転職活動不安だなあ…

こんな風に思っている人もたくさんいると思います。

転職活動中の経歴
  • 前職の実績はほとんどなし
  • 1年のブランクあり
  • 学歴もよくない

それでも上記の状態から、
3社受けて3社内定をもらうことができました。

では、どのようにして内定を得られたのか。

意識したポイントは「ストーリーで共感を得ること」「素直さ」の2つだけ。

一応3社とも、住宅・店舗の設計職を希望していたのですが、
建築業界に限らず、ほとんどの業界で応用できることだと思っています。

「ブランクがあるから不安だ」
「自分も実績ないしPRできるところがない…」

って思っている人にこそ、ぜひ読んでほしい内容です。

ストーリーで共感を得る

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例えば、あなたが面接官だった場合、
AさんとBさん、を採用したいでしょうか?

Aさん
Aさん
  • 退職理由:前職は住宅設計がメインでしたが、店舗設計も経験してみたいと思ったからです。
  • ブランク:海外に滞在していました。著名な建築を実際にみることができて勉強になりました。
  • 志望動機:御社の設計理念に共感したからです。
Bさん
Bさん
  • 退職理由:前職は住宅設計がメインでしたが、店舗設計も経験してみたいと思ったからです。
  • ブランク:海外に滞在して、著名な建築を実際に見て回りました。
    その中で「店舗が地域の生活や住宅とどう調和しているか」という点に強い関心を抱くようになり、あらためて店舗設計への意欲が高まりました。
  • 志望動機:御社の設計理念は、自分が海外で学んだ〇〇というテーマとも通じるものがあると感じています。ぜひその環境で経験を積み、挑戦していきたいと考えています。

AさんもBさんもブランクの間、海外に滞在していた事実は変わりません。

違うところは「退職理由・ブランクの過ごし方・志望動機」をストーリーにしただけですが、
Bさんの方が「なるほどな~」と思ってもらいやすいと思います。

ストーリーテリングというマーケティング手法と似たようなものですね。

嘘はつかない方がいいですが、若干の捏造・脚色はアリだと思っています。

これの良いところは、例えばあなたのブランクが6ヶ月あったとして、そのうちの1ヶ月でも海外に滞在していれば、「正しい主張」として伝わる、というところですね。

簡単にまとめると…

「なぜ前職を退職したのか?」
「ブランクの間なにをしていたのか?」
「そこからなぜ、この会社に入りたいと思ったのか?」

この3つを、一貫性のあるストーリーとして組み上げるということです。

過去の経験を『退職理由→ブランク→志望動機』の順につなげて、自分なりのストーリーを紙に書き出してみてください。
それを面接で語るだけで、説得力がグッと増しますよ。

実績がない人は、「一緒に働きたい人」になれ

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私は採用を担当したことがないので、これからはあくまで私の個人的な意見です。
が、これで3社中3社内定が出ているので一定の効果はあると思っています。

私が思うに、そもそも仕事のできる人を採用したい会社は、実績のある人・学歴の高い人を採用したがると思うんです。
そういう会社では、内定が出なくても「しょうがない」と割り切ってOKだと思っています。

では、どのような戦略をたてるべきか。

私は「仕事ができる人」ではなく、「一緒に働きたい人」を目指すべきだと思います。

そこで大事になってくるのが「素直さ」です。

「素直さ」で切り抜ける

実績が少ない、経験が浅い、と感じるとつい取り繕いたくなりますが、

素直に事実を伝えつつ、「そこから何を学んだか」「次にどう活かすか」に焦点を当てる方が、面接官には好印象を与えやすいのです。

もしあなたが、社会人になって数年ほどしか経っていないのであれば、余計に「素直さ」に焦点を置くべきです。

「一緒に働きたい人」ってどんな人?

  • 人の話を最後まで聞く人
  • 礼儀正しく謙虚な人
  • 柔軟性がある人
  • 感謝を伝えられる人

結局はすべて「素直な人」に集結するんじゃないかと。

自分が部下や後輩を持った時、「こんな人が部下や後輩だったら嬉しいな」を演じてみましょう。

まとめ:「実績なし・ブランクあり」でも安心してください

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以上、私が3社中3社内定をもらった時に意識したことでした。

冒頭でも話した通り、

転職活動中の経歴
  • 前職の実績はほとんどなし
  • 1年のブランクあり
  • 学歴もよくない

という状況からの転職だったので、「全部落ちたらオーストラリアでも行こうかな」とか思いながらの転職でした。

でも逆に、それくらい軽い気持ちだったから、面接も緊張せずに口が回ったのかな、と思っています。

この記事があなたのお悩みを解決できていたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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