【予算オーバー】契約後の注文住宅でコストダウンするためのポイント5つ

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現役で注文住宅の設計をしています。小山田です。

この記事では、

  1. 契約後にやりたいことを詰め込んだら、予算オーバーしてしまった
  2. とにかくコストダウンできる箇所を探したい

と思っている方に、契約後にもできるコストダウンのポイントを5つ紹介します。

見落としがちな箇所も紹介しているので参考になれば嬉しいです。

この記事で紹介する5つのポイントは、

  1. 造作家具を減らす
  2. 施主支給を検討する
  3. いらない扉をさがす
  4. 水回りの仕様を見直す
  5. 減額できる箇所を「具体的に」聞いてみる

の5つです。

「もうすでに検討したよ…」という方にも、改めて見直していただきたいポイントや、注意点について具体的に説明していますのでよければ参考にしてみてください。

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契約後の増額はよくある?

先に結論をいうと、かなりよくあることです。

打ち合わせをすすめていくと

  • いいなと思う仕様は、オプションが多い
  • 後からやりたい事がでてくる
  • 外構工事や地盤補強工事の費用が、はじめから見積りに入っていなかった

こういった理由から、ほとんどの方が増額となっています。追加費用は発生するものだと思っていただいた方がいいかもしれません。

他にも、契約後に資材価格が高騰したといった、予測できない原因で増額になることもあります。

コストダウンのための5つのポイント

ここからは、コストダウンのための5つのポイントを紹介していきます。

小山田
小山田

やりたいことは諦めずに、コストダウンできるポイントをまとめました!

造作家具を減らす

お部屋の雰囲気をグッと統一させる、造作家具ですがやはり金額は高くなります。「ここだけはどうしても!」というところは残してそのほかは家具屋さんで揃えることも考えてみてください。

また、造作家具は設置したら動かすことができないというデメリットもあります。
「ここは動かせるようにしたい」という造作家具があれば、コストダウンも兼ねて、なくしてしまうのも手です。

小山田
小山田

「家具をきれいに納めたい」という方は、気に入った家具をみつけたら、設計士さんに家具のサイズを伝えてみてください。
きれいに納まるよう壁を調整してもらうこともできますよ!

施主支給を検討する

意外と費用のかかっている照明器具、ミラーやタオル掛け等のアクセサリーなんかも、ご自身で手配することで金額を下げることができます。

また、覚えておいてほしいのが

照明やアクセサリーについては、決まったメーカーしか提案しない方針をとる会社もある

ということです。

照明やアクセサリーのメーカーによっては、保証がつかないことも多く、トラブルを未然に防ぐためです。

ですので、コストダウンが目的でなくても、自分でお気に入りを探してみるのも良いかもしれないですね。

施主支給にした場合は、商品に問題があっても「施工が原因の故障や破損」以外は全て自己責任となるので注意!

いらない扉をさがす

意外と盲点なのが、この「いらない扉を探す」です。

たとえば

  1. ランドリールームと洗面室がとなり合っていて
  2. それらのお部屋の間に、引戸がついている
  3. その引戸を消せば
  4. 引戸分の金額分がマイナスになる

ということです。忘れないでほしいのが、その空間に立って、日常的に作業することをイメージをしてみることです。

「なくても全く問題ないな」と思ったら、ぜひ設計士さんに伝えることをおすすめします。

水回りの仕様を見直す

水回りの設備は一つ一つの金額が高い分、小さなオプションでもかんたんに金額が上がる箇所です。

逆に言えば、やめれば簡単に金額が下がる箇所でもあるというわけです。

金額の上がるよくある例は

  1. ショールームでオプションに変更になる
  2. 2週間後、「このくらい金額がアップしました」と見積もりを確認する
  3. この時点では予算オーバーしていない(していても予想内)で、次の打ち合わせに進む
  4. 結果、予算オーバー

これに心当たりのある方は、改めてどんなオプションを選んでいるのか詳しく確認してみましょう。また、いらない戸棚や機能をなくす(または変更する)ことでコストダウンすることもあります。

小山田
小山田

水回りの設備はなくしても金額が変わらないものも多くあります「なくせば必ず金額が下がる」という訳ではありませんのでしっかり確認しましょう!

減額できる箇所を「具体的に」聞いてみる

減額の相談をしている方で

「どこか金額が下げられる場所はない?」

と聞いている方がいれば

「あと5万円下げたい。機能面は落としたくないからデザイン面で金額の下げられる場所はない?」

と聞き方を具体的にしてみてください。

この場合、「5万円下げたい」「機能面を重視している」「デザイン面は優先順位が低い」といった情報から減額の提案ができます。

これの具体的な案は、以下のとおりです。

  • 木板張りから木板張り風のクロスに変える
  • キッチンカウンターを大理石からステンレスに変える
  • 個室のダウンライトをシーリングライトに変える

これが10万円でも、100万円でも、優先順位に沿って提案ができるという訳です。

さいごに

まとめ

見直してみると、金額を下げられる箇所は結構あります。

特に見直してほしいポイントが

  1. 造作家具を減らす
  2. 施主支給を検討する
  3. いらない扉をさがす
  4. 水回りの仕様を見直す
  5. 減額できる箇所を「具体的に」聞いてみる

の5つでした。気をつけてほしいのは、会社のルールや工事のすすみ具合によっては対応できないものもあるということです。もし変更したい箇所があれば、早めに確認しましょう。

この記事があなたの家づくりのお悩みを、解決できていたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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