
1年目の製図試験、頑張ったけどダメだった……
こんな風に落ち込んでいる方もいるかもしれません。
当時の私もまさに同じ状況でした。
「2年目はどうしよう?もう一回資格学校に通うべき?独学でもいけるかな…?」と悩んでいました。
そんな私が、「最終的に通信講座を選んだ理由」について語ります。
通信講座で勉強した結果、2年目の製図試験で無事合格しました。
私の受けた試験がこちらです。
結論としては、
- 楽に
- 効率的に
- 費用を抑えて
二級建築士を勉強するなら、通信講座が一番良い選択だと思っています。
マジでおすすめです。
1年目でなんとなく製図試験の雰囲気をつかんだ人は、通信講座で十分です。
私の場合、1年目が木造、2年目がRC造で、構造はゼロから勉強する必要がありましたが、まったく問題ありませんでしたよ。
資格学校に比べると、信じられないくらいに楽で、効率が良いです。
学歴も頭も大して良くない私でもこれで合格したので、多分全員合格できます。
そんなわけで、本題に入っていきます。
1年目の失敗談:なぜ落ちたのか?

私は1年目の製図試験で、一発アウトの不合格になりました。
「一発アウトってどういうことだ?」という方のために説明すると、二級建築士の採点は以下のように、4段階に分かれています。
この「ランクⅣ」に該当するミスを犯しました。
一発アウトの理由:2階に作るべき部屋を1階に作っていた
1階がギッチギチになっていました。
違和感はありましたが、原因を探ることよりも時間内におわらないことを懸念して、確認せずに作図に入ってしまったのがミスの原因です。
それに気づいたのは2時間ほど経過したあたりで、修正する時間がないまま試験がおわりました。
2年目資格学校に通わなかった理由

ぶっちゃけてしまうと、2年目資格学校に通わなかった理由は「お金を使いたくなかったから」です。
もっと自分の好きなことにお金を使いたかったので、「何も考えずに資格学校を選ぶのはなんか違うよな」と思っていました。
そんな当時、勉強法として候補にあったのは、以下の3つです。
- 資格学校
- 通信講座
- 独学
ふるいにかけた結果、
- 資格学校→大金を払いたくないから、できるだけ避けたい
- 独学→自分でミスを見つけられる自信がないから怖いな
ということで、残ったのが「資格学校」でした。
正直なところ、自分のまわりで通信講座を使っている人いなかったので、「本当に合格できんの…?」と半信半疑ではありました。
なので、リサーチだけは徹底的にして、「安く・効率的に・必要最低限の努力で」合格できる通信講座を探しまくりました。
通信講座を選ぶとき、考えていたこと

「通信講座といってもたくさんあるから、特徴や自分に合うかを判断しなければ合格はできないよな…」
ということで、いろいろ調べました。
その際に重視した点が、以下の3つです。
- 添削指導が受けられる
- わからない場所があれば聞くことができる
- 課題数が十分にある
それぞれ、くわしく説明していきます。
添削指導が受けられる
当時、社会人2年目での受験だったので、法や構造的な知識が十分ではありませんでした。
「きっと違法建築をつくっても、自分で気づくことができないだろう」
と思い、添削指導は必要だと判断しました。
わからない場所があれば聞くことができる
これも「添削指導」と同様です。
たとえば、課題の模範解答に「よくわからない線」があったとして、
- これは何の線なのか?
- 書き忘れたらミスになるのか?
- ミスであれば、どのくらい大きな失点になるのか?
といった点を確認できた方が良いと思ったからです。
課題数が十分にある
資格学校でひたすら課題を解いて分かったのが、
「課題はこなせばこなすだけ合格に近づく」ということです。
「少なくとも10題はほしい」と思って条件に合う通信講座を探していました。
通信講座を使ううえで、不安だったこと

通信講座を選んだ場合の、デメリットについても考えていました。
具体的には、以下のようなことです。
- モチベーションの維持が難しそう
- 直接講師に質問しづらいけど大丈夫なのか
この2点が大きな不安でした。
くわしく説明していきます。
モチベーション維持が難しそう
資格学校の頃のように、モチベーションの維持は難しいだろうなと思っていました。
ただこれに関しては、実際やってみるとそんなこともなく、
- 自分のペースで勉強できる
- 資格学校に通っている人より安く合格できる
といった、心の余裕みたいなものでモチベーションを維持していました。
資格学校に行っても、モチベーションが下がって勉強しなくなる人もいるくらいなので、だったら通信講座でゆるく自分のペースで勉強した方がいいかな、と思います。
直接講師に質問しづらいけど大丈夫か
資格学校のように、簡単に質問できないのはかなり不安でしたが、そこも問題ありませんでした。
なぜなら、質問することがないくらいの添削が入って返ってくるからです。
「徹底的な添削をしてくれる通信講座」を使っていたので、「何故そうしなければいけないのか」までわかりやすく教えてくれました。
不便な点をあげるなら、資格学校のように、課題を解きながらその場で講師に聞いて疑問を解決できないという部分ですね。
結論として、個人的には「これなら1年目から使っても良かったな」と思っています。
結果と気づき

通信講座で勉強したおかげで、2年目の製図試験で合格しました。
2年目はかなりマイペースに勉強していたので、「こんなにゆるっと勉強してても簡単に合格できるんだ…」と驚きました。
もし2年目の選択をやり直せても、もう一度通信講座を選ぶ。
それくらい、1年目と2年目の差は大きかったです。
これから受験する人へ
1年目で落ちても大丈夫です。
2年目はもっと楽に合格できます。
- 楽に
- 効率的に
- 費用を抑えて
二級建築士を勉強するなら、通信講座がおすすめだよ。
ということを伝えたいだけの記事でした。